20年も前なのか。ヴァルキリープロファイルPS版やってみた。

ヴァルキリープロファイル

レトロゲームが再生してきている昨今。

大掃除してたら見つけたヴァルキリープロファイル+コンプリートガイドブック

いくらで買ったかも覚えていないですが、

確か最初のアクションの操作性が悪く、すぐにやめてしまった記憶があります。

止めたってことは、大人になってから購入していそうです。

子供だったら少ないこづかいで買っていると思いますので、ちょっとやそっとじゃあきらめないでしょうし。

名作ヴァルキリープロファイル(あらすじ)

ヴァルキリー(戦乙女)として主神オーディンにつかえる主人公レナス。

レナスの務めは、現在起こっている神界大決戦(勝手につけた)のために、優秀な人間の魂を神界に送り、神界での戦力強化を図ること。

人界に触れることで、自分の過去を知っている人間が多いことに気が付き、自分の正体が一体何なのかということに疑問を持ち始めるレナス。

エンディングは3ルートに分かれており、そのレナスの疑問を無視して神界大決戦に進むルートBと、過去の記憶を解放してすべてを知るルートA。あまりに働かなさ過ぎてお姉さまから折檻を受けるルートC(笑)の3つのエンディングがあります。

普通にプレイしていればおそらくBルートですが、せっかくコンプリートガイド買ってるみたいですので、さくっとAルート目指しました。(結局Bルートもやりました)

内容は面白く、ストーリーとしては終始重たい感じの展開で進んでいきます。

流れとしては。

優秀な魂を見つけるために人間の死に立ち会い、魂を仲間にする。

仲間と共にストーリーを進め、よくわからないけど神の供物を回収する。(ねこばばする)

成長した仲間を神界に送る。

という流れなのです。この仲間の誰を送るのか、というのは非常に悩みます。

ヴァルキリープロファイルプレイしてみた感想

ヴァルキリープロファイル

使ってみないと分からないのですが、仲間にして成長させて装備整えてスキルセットしてというのにかなり手間がかかります。

また、いかんせん戦闘システムが分かりにくい。

攻撃回数あるのに攻撃できないし、別の敵狙えばいいのに、敢えてオーバーキルしにいくパーティ。

通常の全体攻撃はメニューからのみ発動できるなど。

魔術師が魔法使うときと使わないときの違いは中盤までわかりませんでした。

こんな中、神界送りにするメンバーを選ぶ必要があるのですが、誰が適任かわかりません。

結果としてはまぁ、そこそこ誰でもOK。

神界送りにできない仲間は結構強いのでパーティに入れておくといいかもしれません。

罠のような雑魚敵

ヴァルキリープロファイルはとんでもなく強い雑魚敵が配置されていたりします。

最初はドラゴンゾンビ。

ダメージが0か1しか当たらず、全体攻撃ばかりしてくる。

かと思ったら突然敵が死んでたりする。

どうやら弱点つくとすぐ倒せるようです。その装備していなければアウト(戦闘中に装備変えれること知りませんでした^^;)

続くトラウマが、マンドラゴラ。

こいつは普通にダメージが入りますが、攻撃されるとダメージがでかすぎて全滅します。

この時点でそのダンジョンボスよりも強いです。

なんかおかしい。

そしてラストダンジョン。

みんなのトラウマ ブラッド・ヴェイン

非情なまでの単体攻撃からの全体攻撃+単体魔法という3回攻撃。

リトライを繰り返し、高HPをなんとか30%まで削ると発狂モードで使用してくる全体攻撃グラビティブレス。

なんとおおよそ全員10万ダメージ。(ラスボスは発狂しても3~4万程度)

その時点でこちらのレベル35程度でHPは2万~4万。

どうやらレベル99まで上げてもHPは6万だとか。

どうやっても死にます(多分)

さらに倒すことに時間がかかると10ターン毎に回復17万とかする鬼畜仕様。

どうやって倒すのこれ?

と思ってネットで調べると。

ガッツを使え?何?ガッツって?

ガッツは、パズドラの根性みたいなもので、超絶ダメージを受けても根性で生き残ることがあるというチートスキルです。

ミサイルが直撃して木っ端みじんになっても根性があれば耐えられます。

その後フルパワーで殴り掛かってくるなんかおかしな仕様です。(パズドラ)

ただこのガッツ。持っていませんでした。

道中のダンジョンで重要なスキルアイテムを見逃していたようです。

また、持っていても生き残るかどうかは運です。

残りのHP30%を毎ターンぬっころされながら運で生き残り、ダメージを与えるという苦行をさせられます。

一応倒し方はコチラ。

ちなみにラスボスもノーブルエリクサーとエンジェルキュリオで倒しました。

また道中のフェンリル。

こいつは強くないくせに、全体氷漬けにしてくるため、対策していなければ、一歩も動けずじわじわなぶり〇しにあいます。

ヴァルキリープロファイルの敵の攻撃パターンって容赦ないんです。

HP〇〇%以下になったら発狂。ずっとそれしかしなくなります。

反撃の余地はありません。回復が間に合わないのであればひたすらその攻撃に耐えるしかありません。

たまに通常攻撃してくる。なんてこともありません。100%でつぶしにかかってきます。

士にゲーだなと思ってしまいます。

ヴァルキリープロファイルの気になる点

ヴァルキリープロファイル
そんなこんなでなんとかクリアしましたが、色々難しかったです。

いかんせん主人公が神なので、最初っから強そうな武器、魔法がわんさか出てくる。

ひのきのぼうから始まってエクスカリバーなら強さの段階がわかるのですが、

最初の武器が宝剣グリム・ガウディ、必殺技ニーベルン・ヴァレステインですからね。

ラストダンジョンで手に入る武器でしょ。これ。

また最初から最強の必殺技なだけに、演出が長い。それも毎回。最後まで。セレスティアルスターは何回見たことか。

それも1演出30秒ぐらいかかるんですよね。ほかの事やってました。

道具も意味も分からず保存しておくものばかり。だってたいそうな名前なんだもん。

そういう点で色々と大変でしたが、何とかクリア。

いや、まじブラッドヴェインは強かった。

クリア時間22時間。結構かかりました。

RPGとしては比較的お手軽かなと思いますが、名作ですのでプレイしてみてもいいかもしれません。

重たいストーリーが好きな方はぜひ。

昔の攻略本って。。。

今回ソフト本体と同時に発掘したコンプリートガイドブック。

コンプリートガイドなのですが、説明書の延長みたいな感じですね。

マップとか載ってはいるのですが。調べたい情報は小さく書いてあったりします。

今回一番教えてほしかったブラッドヴェインの情報。

くそ強い、の他にも、後戻りできない場所にいる、とか、大魔法をつかえるようになるには。

のような攻略に直接直結するような情報は非常に薄かったです。

一方で、仲間を神界送りにする際のステータスによる、神界での影響度など。非常に細かい数値が掲載されていたりします。それらはほとんど役に立ちません。

このことから、ヴァルキリープロファイル製作者側から、コンプリートガイドの出版を依頼されているんだなと感じました。

一生懸命ファミ通の人ががんばって検証していると思っていた子供時代をかえして。

大技林とかそういうのもそうだったのかな。

では。

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